安全基準に適合している製品には「Eマーク」がついています。未認可品には特に注意しましょう。
現在(2023年8月時点)の最新基準は「UN R129」です。
認可時の評価内容が従来基準(UN R44)よりも厳しくなっているため、新基準適合品をおすすめします。
最新基準(UN R129)適合品はヘッドレストを搭載しており、側面衝突時の頭の振れ幅を抑えます。
また、お子さまが眠ったときには枕がわりにもなります。
ヘッドレスト外側の壁は横からの衝撃を吸収するだけでなく、ガラス片などの飛散に対する盾になる部分です。
従って、シートの奥行きが深いほどガードする範囲が広くなって安全です。
衝突時の動きが少なくなる低座面・低重心の製品がおすすめです。
また、座面の位置が高いと、車種によっては乗せ降ろしが大変になることもあります。
チャイルドシートの安全性能は、正しく取り付けられていることが大前提です。
簡単・確実に取り付けられるものを選びましょう。
購入前に、販売店で実際に試してみるのがおすすめです。
お子さまに直接触れるカバー類は、汗やよだれ、おもらしなどで汚れます。不衛生な状態ではアレルギーやウィルス感染の元にもなりかねません。
カバー類が簡単に取り外せて洗えるものを選び、清潔に保ちましょう。
安全性のチェックにはこちらもご参考に。
シートベルト固定タイプは安価な反面、「シートベルトの締め付け不足」や「シートベルトの通し方の間違い」といったミスユースが起きやすい点がウィークポイントでした。
そこで、ここ数年で主流になってきたのがISOFIXタイプです。
車側の金具に機械的に接続し、取り付け完了をインジケーターで確認できるので、不慣れな方でも取り付けミスを起こしにくいという点が大きなメリットです。